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景気動向とワクチン接種率

景気動向とワクチン接種率

内閣府の月例経済報告(令和3年7月19日)が公表されました。

早速ですが、簡単に内容を見ていきたいと思います。

-景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるなか、持ち直しの動きが続いているものの、一部で弱さが増している。-

(出典)内閣府「月例経済報告」令和3年7月19日

2020年2月以降、新型コロナにより急速に悪化することになった日本の景気ですが、2021年7月時点では、総じて未だ回復の目処は立っていません(好調な業種については後述します)。政府の見解も厳しい表現となり、長期戦が続いています。

先行きについても、先月と同じ内容になりました。

先行きについては、感染拡大の防止策を講じ、ワクチン接種を促進するなかで、各種政策の効果や海外経済の改善もあって、持ち直しの動きが続くことが期待される。ただし、感染の動向が内外経済に与える影響に十分注意する必要がある。また、金融資本市場の変動等の影響を注視する必要がある。

(出典)内閣府「月例経済報告」令和3年7月19日

なお、同報告の個人消費に注目してみると、「個人消費は、このところサービス支出を中心に弱い動きとなっている」としています。

ただ、業種で見ると、特に「家電販売」が好調を維持しています。例えば家電業界トップの「ヤマダ電機」の令和3年3月期の連結売上高は、約1兆7,500億円と好調です。「ヤマダ電機」によると、令和3年の新規出店は年間30店舗を計画し、Eコマース事業や家電・家具の独自商品の開発・販売を強化するとしています。

家電業界全体では、令和2年から令和3年にかけて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う特別定額給付金の支給で家電製品の購入が増えたほか、テレワークや巣ごもりに関連する需要が継続したことで、テレビやパソコン、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、空気清浄機などが想定以上に売れています。

今週末から開催されるオリンピックも自宅でテレビ観戦する人がほとんどでしょうから、家電業界にとっては追い風になっています。

一方で、旅行は極めて低水準で推移、外食も緊急事態宣言等の影響により、弱い動きが続いています。

次に、「Our World in Data」から引用させていただいた日本のワクチン摂取率の統計情報を見ていきます。

同統計情報によると、日本では接種数が7,190万回、必要回数のワクチン接種完了数が2,840万回、必要回数のワクチン接種が完了した割合が22.5%となっています(提供元:Our World in Data 2021年7月19日時点)。

なお、同時点で全世界で必要回数のワクチン接種が完了した割合は13.1%となっていますから、日本は全世界平均をやや上回っています。ただし、例えばアメリカ合衆国では必要回数のワクチン接種が完了した割合は49.2%となっていますので、先進国の中で見ると、日本は未だ低水準となっています。

足元では再拡大している新型コロナの感染者数ですが、今後日本でもワクチン接種が更に進むことで、個人消費等の持ち直しが期待されます。

【関連記事】 内閣府「月例経済報告」(令和3年6月)


●編集後記

身内の話で恐縮ですが、田舎の両親が7月初旬に1回目のワクチン接種が完了しました。2回目の接種は7月末に予定されています。妻の両親は2回の接種が終了し、腕が多少痛くなったようですが、特に大きな副反応はなかったようで、一安心しています。

高齢者以外の接種もどんどん始まっていますね。私が暮らす千葉市では、59歳以下は8月2日に予約が開始され、8月9日から接種が始まる予定です。感染が再拡大していることもあり、家族でなるべく早めに接種したいと思っています。

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