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宅建士試験合格のヒント

宅建士試験合格のヒント

私は平成18年に、宅建士試験に合格しました。宅建士試験を受験した頃は、システム開発エンジニアとして、昼も夜もないほどの忙しさに追われていましたので、勉強時間の確保に四苦八苦していた頃です。

宅建士試験の合格により、私の人生が劇的に変わった・・・とまでは言えませんが、宅建士試験の合格は、次の不動産鑑定士試験に繋がる、私にとっては大きな一歩になりました。

あれから何年も経ち、今では宅建士のみならず不動産鑑定士としても仕事をさせていただいているのですから、人生はわからないものですね。今では不動産に関する経験と知識が蓄積され、それなりに余裕を持って業務をこなせるようになりました。

それでも、全てのきっかけとなった宅建士試験に合格した当時の喜びと達成感は、今でも鮮明に覚えています。

そこで今回は、これから宅建士試験に挑戦しようと考えている人々に、試験に合格するためのヒントについて、私が伝えられる範囲で書いてみたいと思います。ただし、私が合格したのは平成18年です。今となっては細かな試験対策は覚えていません(すみません)。よって、非常に抽象的な内容になりますが、それでもよろしければ、お付き合いください。

まず、宅建士試験の合格率は15~18%です。これを聞くと、「難しいんじゃないかな」と思われるかもしれません。だた、安心してください。この試験は、基本を押さえて過去問を何度も繰り返し解けば、必ず合格レベルまで辿り着けます。専門学校に通う必要もないと思います(ちなみに、私が勉強したのは市販の問題集「らくらく宅建塾」だけでした)。

基本を押さえる

まず最初に、宅建業法の基本的な法律の知識を押さえましょう。法律の条文を自分の言葉で理解することが重要です。私が試験勉強を始めた頃は、まずは条文を繰り返し読みました。それなりに時間がかかりましたが、それだけで大部分の問題を解く基礎的な力が身につきます。

過去問題を解く

次に、過去の試験問題を繰り返し解くことです。これは、試験の形式や問われる内容を理解するのに役立ちます。私は毎日のように過去問題を解きました。これにより、宅建士試験の”パターン”を理解することができました。

睡眠と休息

睡眠と休息も忘れずに。頭をフル回転させて学習するには、十分な休息が必要です。私も、勉強の合間には必ずリラクゼーションタイムを設け、また、睡眠もなるべくしっかりと取るように心がけました(当時は激務のサラリーマンだったため、睡眠時間の確保がなかなか難しかったですが)。

上記を心がけ、通勤時間などの細切れの時間を活用しつつ200時間程度勉強すれば、合格の可能性は高まると思います。

時間のない現代人にとって、試験勉強は厳しいものになるかもしれませんが、苦労したその先に待つ喜びは格別です。これを読まれている皆さんが、試験に合格し、不動産業界へ仲間入りしてくれることを願っています。

がんばってください。

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