11月の「賃貸不動産経営管理士」の資格取得に向けて、この夏から少しずつ勉強を始めています。
仕事は自宅兼事務所。ありがたいことに、不動産鑑定の仕事は十分すぎるほどいただけており、毎日忙しくも充実した時間を過ごしています。
そこに加えて、子どもたちは夏休み。わが家はなかなか賑やかです。
小学校低学年の子どもがふたり。朝から元気いっぱいで、「今日は何する?」「お昼なに?」「ねえ、これどういう意味?」と、こちらの都合など一切おかまいなしに話しかけてきます(笑)。
それでも一緒に過ごせる時間は、今しかありません。正直、仕事も山積みでかなり忙しいですが、うまくやりくりしながら、なんとか仕事と家庭の両立をしています。
そんな中で、最近わが家にできたちょっとした習慣があります。
決まった時間に、子どもたちと並んでテーブルに向かう「お勉強タイム」です。
子どもたちが学校の宿題や市販のドリルをやる横で、私は賃貸不動産経営管理士の過去問を開きます。
「パパも勉強するの?」「なにそれ、むずかしそう!」と茶々を入れられながらも、同じテーブルに並んで過ごす時間は、思いのほか心地よいものです。
「賃貸不動産経営管理士」は、賃貸借契約の実務や建物の管理、トラブル対応など、現場で役立つ知識を体系的に学ぶことができます。
これまで実務経験の中で身につけてきたことに、あらためて理論的な裏付けを与えてくれるような内容が多く、学んでいてとても面白いです。
もちろん、勉強だけしてればよかった学生時代とは違い、仕事も家事もすべてこなさなければならない社会人のスキマ時間の勉強は簡単ではありませんが、市役所や法務局の待ち時間、昼休み、子どもが寝静まった夜や早朝にも少しずつ進めています。
私は昔から時間が限られていた方が集中できるタイプで、逆に言えば時間に余裕があると、ついついダラダラしてしまう傾向があります。ですから、隙間時間に勉強するというスタイルは、自分にとってもすごく合っているなと感じています。
資格を取ることがゴールではありませんが、日々の仕事にも良い影響があると思いますし、何より子どもたちに「お父さんと一緒に勉強している」という経験をさせるのは、少しいいことかもしれないなと感じています(そうなればいいなという希望を込めて)。
――そんなわけで、暑い夏の一角で、私は分厚い過去問を開いています。
慌ただしい毎日ではありますが、家族に支えてもらいながら、自分なりのペースで少しずつ。
焦らず、無理せず、できる範囲でこの夏を乗り越えていきたいと思います。
ただの日記になってしまいましたが、お読みいただき、ありがとうございました。