物件探しは、住まいを探す上で大変重要なステップです。
しかし、物件探しが初めての方ないし不慣れな方にとっては、どこから始めればよいのか分からないことも多く、思いのほか困難な作業となることがあります。
そこで今回は、物件探しのコツを具体的に解説してみたいと思います(ちなみに私は人生で引っ越しを二桁回してますので、そこそこ多い方だと思います)。
間取りや条件を決める
まずは、(当然かもしれませんが)どのような物件を探すかを決めることが第一ステップです。家族構成や生活スタイルに合った間取り、予算や地域などの条件を決めておくことで、探す範囲が狭まり、効率的な物件探しを始めることができます。
インターネットで物件検索する
今は多くの不動産ポータルサイトがあります。これらのサイトで簡単に希望条件に合った物件を検索することができます。また、不動産会社のホームページでも物件情報を掲載している場合がありますので、まずはそれらもチェックしてみましょう。情報収集は良い物件を見つけるための羅針盤になります。情報を駆使して物件を探しましょう。
実際に物件を見てみる
インターネットで物件を検索した後は、可能であれば実際に物件を見てみることが大切です。物件の写真や机上情報だけでは実際の状態を把握することは、不動産のプロでも難しい作業です。見学の際には最寄り駅やスーパー、病院や公共施設などの周辺施設や、公園や道路の幅員、周辺環境もついでに確認しておきましょう。
ネットワークを活用する
友人や知人に地域の情報を聞いたり、SNSで情報交換することも有効です。知人の紹介で良い物件、良いオーナーに出会える場合もありますし、SNSで情報を交換することで、不動産ポータルサイトでは知り得なかった新しい物件情報にアクセスできることもあります。
不動産会社に相談する
自分で探した後に、不動産会社に相談することも一つの方法です。特に地場の不動産会社はその地域の豊富な情報を持っていますし、プロの目線から物件を選んでくれます。また、契約手続きやトラブルの解決などのサポートも受けることができます。不動産業者は、地理的な知識や物件情報を持っている案内人のような存在です。
物件を比較する
物件探しでは、複数の物件を比較することが大切です。同じ価格・家賃であってたとしても、物件によって広さ、周辺環境が異なることがあります。複数の物件を比較して、自分の好みに合った物件を見つけましょう。
周辺環境を確認する
上でも少し触れましたが、物件探しでは物件だけでなく周辺環境も重要です。駅からの距離やバス停までのアクセス、スーパーやコンビニ、病院などが近くにあるかどうか、騒音なども確認しましょう。その他、自分がよく利用する施設や趣味に合わせた場所が周辺にあるかどうかも考慮しましょう。グーグルマップなどのインターネットも活用し、地域全体を上空から眺めましょう。
予算に合った物件を選ぶ
物件探しでは、自分の予算に合った物件を選ぶことも大切です。例えば賃貸物件では家賃以外にも、敷金や礼金、仲介手数料、保証金などの諸費用も考慮して、自分が払える範囲内で物件を選びましょう。売買物件では住宅ローンを組むことが多いと思いますが、年収や年齢から判断してあまりにも高額になるローンは控えましょう。
女性の意見を聞く
物件探しにおいては、(女性と一緒に暮らす場合は)女性の意見を尊重しましょう。これは、女性が家庭において主要な役割を果たしている場合が多いことや、女性の視点が男性とは異なることがあるためです。例えば、女性は収納スペースやキッチンスペースなど、家事を行う上での使い勝手の良さを重視する傾向があります。また、セキュリティ面や周辺環境など、女性が気にするポイントも男性と異なる場合があります。ただし、個人差があるため可能であれば複数の人の意見を聞いた上で判断しましょう。
以上が、物件探しに関する簡単なコツです。
自分に合った物件を見つけるために、まずは希望条件を明確にし、多くの情報を収集し、実際に物件を見学してみましょう。また、周辺環境や予算も考慮して、楽しみながら自分に合った物件を見つけてください。