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日傘男子は気持ち悪くも恥ずかしくもない

日傘男子は気持ち悪くも恥ずかしくもない

「日傘男子」とGoogleで検索すると、「気持ち悪い」「恥ずかしい」といったワードが目に入ります。確かに、平成までは、男性が日傘をさす姿に違和感を覚える人も多かったのかもしれません。しかし、令和の時代、実際に街を歩けば、日傘をさす男性が増えてきたことを実感します。炎天下の中、日射病や熱中症を防ぐために、日傘は男性にとっても必要なものとなりつつあります。

私自身も、不動産鑑定士として一日に何十件もの物件を見て回ることがあります。猛暑の中で1日20キロ程歩くこともあります。そんな時、日傘があるのとないのとでは、体への負担がまるで違います。暑さをしのぎ、体力を保つために、日傘は本当に頼もしい存在です。仕事を続けるためにも、健康(命)を守るためにも、なくてはならないものだと感じています。

最近の調査によると、男性の8割以上が日傘の使用に前向きで、実際の使用率もこの2年で倍増しているそうです。街中で日傘をさす男性を見かけたという人も、全体の6割以上にのぼるとのこと。男女問わず、日傘は“暑さ対策の必需品”として、もう既に社会に受け入れられているように思います。

とはいえ、日傘をさすことにためらいを感じる方もいらっしゃるかもしれません。特に年配の方は周囲の目が気になったり、「男らしくないのでは」と不安になったりすることもあるでしょう。しかしながら、正直なところ、あの猛暑の中で恥ずかしがっている場合ではありません。日傘を使うのは、むしろ自分(やその家族も)を大切にするための選択なのだと思います。

不動産鑑定士や外回り営業など、外で長時間活動する男性にとって、日傘は決して恥ずかしいものではなく、健康と命を守るための道具です。社会の意識も変わりつつありますし、これからは自然な行動として受け止められていくでしょう。

猛暑の夏は、日傘をさす。日傘男子は、誰にでもできる「日影を持ち歩く」という工夫であり、賢明な選択だと思います。これから暑くなりますが、堂々と日傘をさし、暑さに負けないように、自分の健康は自分で守っていきましょう。

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