Google(親会社であるAlphabet)が採用している「20%ルール」という考え方があります。これは、仕事の時間のうち20%を、普段の業務とは違う自分のプロジェクトに使うことを推奨するというものです。
これは、あくまで未来のために時間を使い、現在の仕事の利益に直結するものであってはいけません。この時間を「自分のため」ではなく「他人のため」に使ったら、どんなことが起きるのでしょうか?
私はこの時間を、不動産という分野に関する学びや個人的な経験をコラムにして皆さんと共有しています。自分自身もまだまだ学ぶべきことがたくさんある一人ですが、私の小さな試みが、誰かの役に立つのではないかと思ったからです。
コラムには広告を付けていませんから、いくら書いても私にはお金は一円も入りません。ただ、不動産という分野は、すべての人々の生活に関係しているにも関わらず、不透明で難解です。これを一般の人々が理解しやすい形で情報提供することに意義があると思います。
本コラムで私が心がけているのは以下の2点です。
●知識を共有: 日ごろの経験から得た、不動産の基本知識、売却の注意点、投資戦略、市場動向、法的観点、あるいは働き方についての情報を、わかりやすくお伝えしようと心がけています。タイムリーな時事問題を扱うこともありますが、できるだけ本質的で、長くに読めるような記事にしています。
●考えるきっかけ: 不動産は、環境、経済、法律など様々な分野と関連が深いテーマです。不動産が関わる多くの大きなテーマについて、私なりの視点で考えをまとめることで、これらの話題が読んでくださった方々の関心を引き、自分事として考えるきっかけになればと思っています。
私の活動はささやかですが、これからも皆さんと一緒に学び、成長し、そしてお互いの生活に少しでも良い影響をもたらすことができればと思っています。
「20%ルール」を「自分のため」ではなく「他人のため」に使ったら、社会にも良い影響があるのではないか。
それには、お金では買えない価値があるのではないかと私は思います。