今回は不動産業界の隠れた職種、不動産鑑定士について、いつもとは違う切り口で焦点を当ててみたいと思います。
ネットで、モテる職業ランキングというものがあります。
マッチングアプリでモテる職業ランキング 女性人気2位は「国家公務員」 1位は? Omiai調査
上記によると、女性に最も人気の職業は「医師」、2位が「国家公務員」、3位が「地方公務員」、4位が「歯科医師」、5位が「大手商社」、6位が「会社員(大手企業)」、7位が「弁護士」、8位が「公認会計士」、9位が「外資系企業」、10位が「薬剤師」とあります。
士業では、不動産鑑定士と並び三大難関国家資格とされる弁護士、公認会計士が比較的上位にランクインしています。さらに11位以下で士業をピックアップすると、14位に税理士、21位に司法書士、27位に行政書士、29位に弁理士がランクインしています。不動産鑑定士はなぜか、というよりも予想どおり、そのランクに入っていません。
地味で素朴、質素で堅実、そんな不動産鑑定士という職業は一見モテる要素に乏しいように見えますが、一体どのような現実が待っているのでしょうか?
※この記事は肩の力を抜いたものですから、何の参考にもなりません。その点、あらかじめお断りしておきます。
モテるのは厳しい
現実を見ると、不動産鑑定士の多くが男性で、仕事は地味で細かな専門知識を要求されます。女性との自然な出会いの場も少なく、日々の業務は専門的な資料や数字に囲まれています。言うならば、大音量のライブハウスの片隅で人知れずカスタネットを叩いている、そんな雰囲気です。
一般的な恋愛市場における恋愛偏差値は、私も含めておそらく41程度(いや、正直それも甘めかも。)。もちろん、人によって違いはありますが。
真面目過ぎるのも難点
不動産鑑定士が持つ真面目さは美徳ですが、時としてそれが過ぎると、恋愛においてはハンデになります。誰もがそうであるわけではありませんが、デートにも持ち込まれる地味で素朴なプランは、しばしば真面目で堅苦しく予定通りで波乱なしの定時帰宅。まるでガイド付きのはとバスツアーのようなものです。
ちょい悪親父的な刺激を求める方には、正直言って不動産鑑定士では物足りないかもしれません。
安定志向 vs. 面白みの不足
そろそろ怒られそうなのでフォローしておくと、不動産鑑定士との関係は、安定をもたらすことは間違いありません。地味な日々の暮らしの中でも、しっかりとお金を貯めているのが、この職業の人たち。パッと見は地味でも堅実で、食いっぱぐれることはなく、長く付き合えば付き合うほど、その価値が分かる…まさにそんな感じでしょうか。
しかし、その安定が時には冒険の欠如、日常の面白みの不足と捉えられることもあります。この職業は、安全で予測可能な関係性を重視する人には適していますが、日々の生活にスパイスを求める方には合わないかもしれません。
結論:モテないが別の資質がある
結論として、不動産鑑定士は上記ランキングのとおり、私を筆頭に一般的な恋愛市場ではモテるタイプではありません。しかし、客観的に見て、真面目さ、素朴さ、堅実性はそれなりに評価されるべき資質だと思います。
一般的な恋愛市場では、目立つタイプではないかもしれませんが、これらの特性は長期的な関係を築く上での大きな強みとなり得ます(希望的観測を込めて)。酸いも甘いもかみ分けた35歳以上の方なら、そのよさを分かってもらえるかもしれません。地味ながらもその性質で、”ニッチではありますが、確実に”、誰かの心を捉えると、個人的には思います。
以上、モテる職業ランキングを見た不動産鑑定士の感想でした。
※筆者の100%独断と偏見によるものです。