COLUMN コラム

阪神淡路大震災から29年

阪神淡路大震災から29年

本日1月17日は、29年前に阪神淡路大震災が発生した日です。兵庫県にある実家は大きな被害こそ免れたものの、当時高校生だった私も、身体が床から浮き上がるほどの強い縦揺れにあいました。その恐怖は今も鮮明に心に残っています。

その後も千葉で東日本大震災を経験しましたし、震災の記憶は教訓となり、私の防災意識を高める動機付けとなっています。

日本ではすべての地域が地震が起こる可能性があると言っても過言ではありません。食料や水、非常用のライト、ラジオ、簡易トイレなど、我が家では基本的な防災グッズを常に用意しておくようにしています。また、ガソリンは半分無くなったら入れておく、非常時に家族がどこでどのように集まるか、事前に計画を立てておくことも話し合っています。

また子供がまだ小さいので、地震が発生した際には、机の下に隠れる、窓ガラスや家具から離れる、そして建物の中にいる場合は、揺れが収まるまで建物の中に留まることなどを、繰り返し覚えさせています。

防災意識は日常生活に根ざすことが大切です。家の構造的な強化などはハードルが高いですが、それ以外にも例えば家具の固定など、日々の生活の中でできる防災対策もあります。ある程度予測のできる台風などと違い、地震は予測不可能なものですが、最大限の準備をすることは影響を最小限にするためにも必要です。

今後も首都直下地震、南海トラフ地震などの巨大地震が想定されています。震災ばかり気にして生きていくことはできませんが、「事前に備えだけはしっかり固めておく」ことは、日本に生きる我々にとって非常に大切なことだと思います。

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