社用車を買い換えようか、最近ちょっと迷っています。
いま乗っている車はホンダのフィット。
気づけば16年間乗っています。よく走ってくれて、故障も大きなものはなく(さすがに多少はあります)、ほんとにありがたい相棒です。
ただ、さすがに16年。「そろそろ買い換えてもいいのかな」と思う瞬間も増えてきました。
しかも今年は、3年に一度の固定資産税評価替えの年。鑑定評価の仕事も、例年より売上が大きくなる見込みです(私だけじゃなく、業界全体として、ですね)。
となると、経費もある程度使える。
「だったらこのタイミングで車を買うのもアリかもしれない」
そんな計算が、末端の零細企業経営者である私の頭の片隅に出てきてしまうわけです。
外車にも高級車にも興味がない
ここは昔から一貫していて、外車・大型車・高級車に1ミリも興味がありません。
乗りたいと思ったことが、ほぼないです。
理由は単純で、私の仕事だと国産コンパクトカーが一番ラクで強いから。
鑑定の現場って、きれいな道ばかりじゃないんですよね。山道、農道、細い路地。場合によっては「ここ本当に車で入るの?」みたいな道もあります。
大きい車だと、取り回しがしんどい。何度もこする未来が見えます。
……というか、私、独立してからは当然のこととして、サラリーマン時代にも社用車を何度もこすりました。ほんとすみません。あの頃の自分に安全運転講習を受けさせたいです。
ですから、フィットみたいなサイズ感が、現場の相棒としてはちょうどいい。見栄より、実務。私はそのタイプです。ちなみに家族用の車も実用性100%で選んだ国産のミニバンです。
「車でマウント」って、減ってきた気がします
最近思うのは、外車・大型車・高級車での“マウント取り合い”って、都市部や若い世代を中心に、昔より薄れてきた気がします。
もちろん、車が好きで好きで、こだわって乗る人は本当に素敵だと思います。それは個人の「趣味」だし「美学」ですから。
一方で、
- 軽自動車でも、自分に必要で最適ならそれが一番
- 見栄のためだけに大きい車に乗るのは、むしろダサいよね
みたいな価値観が、じわっと浸透してきている感じがします。これ、私はすごくいい流れだと思っています。「自分に合うものを選ぶ」って、大人っぽいし、健全ですよね。
余談:高速道路の“圧”が減った
また、余談ですが、実家が兵庫県にあるので、帰省の際、夜中に東名・名神高速道路を走る機会が多いです。
一昔前って、夜の高速はけっこう怖かった記憶があります。車間距離を詰められたり、パッシングされたり。
「はいはい、またですか…」って思いつつ、あまり気持ちの良いものではありませんでした。
でも最近は、それが格段に減ったように感じます。法律で禁止されたこともあるでしょうし、煽り運転に帯する取り締まりや社会の空気も変わったのかもしれません。
これって地味にありがたい変化です。運転する側のストレスが減るだけで、事故も減る方向に進むので。
社用車は「見栄」じゃなくて「現場で生きるか」
社用車を買うか迷っている話に戻ります。
私はたぶん、買うとしてもまた国産のコンパクトか軽自動車です。
“ちょっといい車”にするにしても、目的は見栄じゃなくて、
- 現場で扱いやすい
- 狭い道でもストレスが少ない
- 維持費が高くない(保険、税金、ガソリン代)
- 多少こすっても心が折れにくい価格帯(ここ大事)
このへんが満たされるかどうか。そして何より、16年乗ってきたフィットに対して、「お疲れさま、ありがとう」って気持ちをちゃんと持ってから決めたいです。
今期は仕事が忙しく、売上も増えそう。経費も使える。だからといって、勢いで必要の無い物まで買わないように。
……と書きつつ、たぶん私はギリギリまで迷います。この「迷ってる時間」が一番長いタイプなので(笑)。でも、こうやって悩むのも、案外悪くないですね。自分の仕事と生活にとって、何が“ちょうどいい”かを考える時間を大切にしているので。
というわけで、次に現場へ行くとき、フィットのハンドルを握りながら、また考えます。